ドイツ産のシンセサイザー 「u-he Hive」のいいところとダメなところを書き出してみた

※2016年4月に書いた文章です。記事の最後に、Hiveについて最近思っていることを追記しています。

 

こんにちは。Snowdropです。

今回は、u-he社のシンセ「Hive」を買って半年近く経ったのでレビューを書いてみたいと思います。

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Hiveについて

ベルリンに拠点があるu-he社のシンセサイザーです。国内価格は16,000円。3月よりDirigentでの取り扱いが始まりました。デモソングなどは以下のサイトをご覧ください。

公式サイト

www.u-he.com

国内代理店(Dirigent)

dirigent.jp

では、さっそくHiveのいい所を書いていきます!

一画面で全てが見通せる

とにかくユーザーインターフェースが抜群にいいです(後述のプリセット管理面は除く)。Hiveの一番の長所かもしれません。見た目もカッコイイですし。

オシレータやフィルター、ADSRなどをひとつの画面内で操作できるのはとても便利です。

プリセットが豊富

音色の初期プリセット数は2700!!Bass, Lead(Mono, Poly), Pad, Fxなど12個のカテゴリーに分類されています。個人的にAiyn Zahevさんのプリセットがお気に入り。

エフェクトの質がいい

コンプやEQなど、それぞれのパラメータは必要最小限ですが、ひとつひとつの質が高いです。特にリバーブは独特の質感を持っていていいですね。

そこそこ軽い

u-heの他のシンセと比べても、また他のメーカーのものと比べても、負荷は低いようです。動作もキビキビしているように感じます。また、バグらしいバグにまだ遭遇していないのも長所ですね。

では続いてダメなところを…

プリセットの検索機能がない

これはちょっと残念ですよね… 噂ではu-heの他のシンセも同様みたいですが。

一応、お気に入りのプリセットに星をつけて管理することはできます。

めちゃくちゃ音がいいわけではない

Spire(Reveal Sound)やSerum(Xfer Records)などの最新シンセと比べると、音のヌケが悪いように思います。

もちろんその分Hiveは動作が軽いので、どちらを取るか、でしょうか。

拡張プリセット集みたいなのが少ない

先ほど述べたAiyn Zahevさんが出しているものを含め、10個ぐらいしか出ていません。Massive(Native Instruments)やSylenth(LennarDigital)と比べるのは酷としても、もう少しラインナップがあるといいのですが。

まとめると、視認性がよく操作も簡単なので、初心者~中級者向けシンセということになると思います。また上では書きませんでしたが、シーケンサー(アルペジエーター)周りも、MIDIキーボードでベロシティと音高を入力できるモードがついていて便利ですね。

 

2017.3.28追記

この記事を書いた後に別のシンセも導入しましたが、Hiveは現在も使用頻度が高いシンセサイザーです。音質、操作性、CPU負荷のバランスが優れています。

余談になりますが、ソフトシンセ、エフェクトプラグインともに個人的にはこのバランスってすごく重要だと思っていて、いくら音が良くてもGUIが悪かったり負荷が大きくて一度に何個も使えなかったりするものは、実際の楽曲制作における使用頻度はどうしても下がります。使い勝手が悪いんですよね。

またHiveはリバーブなどの内蔵エフェクトの質感がいいので、最終的な音質も悪くないです。プリセットもリバーブやディレイを活かしたものが多いですね。逆にゴリゴリ系のサウンドは苦手かもしれません。

ちなみに、u-he-というメーカーは、DivaやRepro-1のような高音質・高負荷のシンセも作っていて、こちらも評価が高かったりします。

SNOWDROPでした!

 

 

作成日:2016年4月4日
文責:SNOWDROP

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