歌モノの作曲をする時に私がいつも気をつけていること

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こんにちは。Snowdropです。

今回は、私が歌モノの作曲・編曲をする上で気をつけていることを書いてみたいと思います。ではどうぞ~

1.あらかじめ曲のコンセプトを決めておく

言い換えると、今から作る曲で何を伝えたいか、ということですね。アレンジしている途中で、自分が何を作りたいのか迷子になることも多いのですが、先にコンセプトを決めておくことで、迷った時にここに立ち返ることができます。

例えば

・しっとり聴かせるバラード→ピアノやストリングスをメインに使いつつ、音数は少なくしよう
・疾走感のあるロック→ボーカルに負けないように、ドラムやギターをがんがん出そう
・ハウスやヒップホップ→乗れるビート、爆音で鳴らしてカッコイイか

アレンジは本当にジャッジの連続なので、先に、これらの曲を形づくる要素について考えておくと後々困ることが少ないと思います。

2.メロディーの音域に注意する

ボーカルの場合、男性・女性ともにある程度目安になる声域というのが決まっていて、女性の場合「1オクターブ+2音半」というのがひとつの目安になると思います。例えば「低いラ~高いレ」ですね。男性の場合はもう少し幅が広くて「1オクターブ+4音半」「ド♯~ソ」ぐらいはいけると思います。

作曲面では、Aメロ、Bメロのメロディーは低く、サビの最後のほうにその曲の最高音を持ってくる、というのが一般的ですね。

また、息継ぎしやすいメロディーか、というのも大事です。

3.編曲=演出という意識を持つ

これはある方から教えていただいたのですが、ただ漠然と楽器を増やしていくのではなく、「意図」をもってアレンジするのが大事です。

例えばサビ前で意図的に盛り上げたり、リズムのメリハリ(ブレイクやキメ)などですね。FX的な音(インパクト音やドロップ、 Riser等)も使って曲の展開をつけるといいと思います。サビでウィンドチャイム、も定番ですよね。

また曲の導入部分、という観点から、イントロはかなり丁寧に(かつ大胆に)作る必要があると考えています。イントロだけでリスナーの心をつかめるのが理想ですね。

4.音をレイヤーする

ドラムの音(キックやスネア)を重ねるのはダンスミュージックなどでおなじみですが、上モノでも、音に深みを出すために別の楽器の音を重ねることがよくあります。

・ピアノとストリングス
・ピアノとベル
・ボーカルとベル
・スネアとトライアングル
・ピアノとパッド
・ストリングス(スタッカート)とストリングス(サステイン)
・ソロヴァイオリンとストリングス
・メインのベースとサブベース

こうすることで、ひとつの音源だけでそのパートを組み立てるよりも、曲に奥行きが生まれると思います。

5.ミックス(=掛け声)を打ちやすくする

これは主にアイドルソングの場合ですね。ライブでは、お客さんがいわゆるヲタ芸のような掛け声、コールをしてくださることが多いのですが、その「タイガー、ファイアー」とか「フーフー」みたいな掛け声が入る隙間を空けておくわけですね。

イントロや間奏をキリの良い8小節にしたり、Bメロはケチャするためにしっとりめのアレンジにするのも大事ですね。

というわけで、作曲・アレンジ時に私が気をつけていることについてお送りしてきましたがいかがでしたでしょうか?

次回もお楽しみに!