ラッパー目線で

ラッパー目線でビートメイクを考えるなら、「曲の完成形が見えやすい」ことが一番のポイントになります。つまり、ラップが乗った状態をイメージしながら、フロウとトラックのバランスをとっていくことができるわけですね。

逆に考えてみてください!ポップスの分野でいうなら、シンガーが伴奏を全部作ってなおかつ作詞もする状態ですよね。これってすごいことですよ!

また、ラップにあわせて自由にトラックを修正できるのも魅力ですよね。絶対に聞かせたいリリックの部分ではトラックを全ミュート(=ブレイク)させたり、hookが物足りなかったら楽器を追加してみるとか…

実はひとつコツがあって、ビートが縦ノリ(小節頭で音がたくさん鳴っている)なら裏拍からフロウ、と覚えてください。ようは表拍からラップをはじめると、ビートとぶつかってグルーブが出ないんですね。この辺はSALUさんが上手いですね。

そして90%のビートは縦ノリなので、やっぱりフロウはじまりを前後にズラすのが正解です。マイケルジャクソンがWe Are the Worldで裏拍でリズムとってたイメージですね。